ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

留学生とスタッフ(信念)

2006-11-11 09:15:05 | 情報や案内及び雑談
連載→  招待   信念   カニ   元気   給料   会話   明亮


上海から来た留学生の麦さんとの杭州の行き帰りは、車中の時間が長いので、いろいろな話をしたのですが、よくよく話を聞いていると、彼は信念の男であることがわかった。

彼は、日本に着る時に、父親から30万円を借りてきたそうで、その返済だけは非常に気にしていたので、がむしゃらに働いたと言う。

そんな当時の自分の姿と、今の留学生の姿を比べながら、
「皆両親がやってくれるから、今の子どもたちは精神が弱すぎる」
と嘆いていた。

話によると、彼が中華料理店でアルバイトをしていた時、出前を持っていったところで殴られたそうだ。
ヤクザの事務所のようだったが、日本語が十分聞き取れない時のことでしたので、「何故殴られたかわからない」と言う。

酷いことをするものだ。

元々、日本のヤクザというものは、理不尽なことに対抗できる団体として、「弱い者の味方」が魅力だったと思うのですが、いつしか暴力優先の団体に変身した傾向があるようです。

彼(麦さん)は言う。
「今の子どもたちなら、私のように一回でも殴られたら、きっと自国に帰ってしまいますよ(笑)」

うう~ん、そうかもしれない。
今の日本の学校でのイジメや自殺の問題を見ていると、家庭教育に問題があると思うのだが、何か問題があるとすぐに学校や公共機関の責任追及をする。

PTAのあまりの強気に教師は何もできない。

それが高じて子どもたちも権利の主張だけを覚え、「反省」ということを知らなくなった。
いや、善悪の判断ができなくなった。

自分の責任を他人のせいにしている人を見ていると、「信念」がない。
叩かれても、殴られても、無視されても、信念を持っていれば、麦さんのように成就する路があるはずなのに。

私たちがスタッフを採用する時には、3ヶ月は研修期間で、その間に自己の健康管理の方法を教え、研修を終えたら本採用になる。

そして、本採用になってからは、「風邪ぐらいで休むようなら一生休め」ということになっている。

これは、治療をする人間としての資質であり、スタッフの信念を養うのが目的なのですが、幸いなことに、今までのスタッフで「風邪で休んだ人」は一人もいない。

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